【給水設備】
日常のお手入れ
キッチンやバスルーム、洗面所やトイレなどは
ときどき水漏れがないか点検しましょう。
大きな地震の直後は水漏れがないか
必ずチェックしましょう。
冬季に水道の凍結のおそれがある場合
水を少量出しておくか、水抜きをします。
特に就寝前や旅行などで家を空けるときは
忘れずに実行してください。
また、露出した水道管の凍結防止には
被覆用の発泡断熱材などを巻きましょう。
水道が凍ったときは、露出している管や水栓などに
タオルを掛け、その上からゆっくりぬるま湯をかけます。
熱湯をかけたり火をあてたりすると
水道管が破裂することがあるので気をつけてください。
【排水設備】
日常のお手入れ
キッチンやバスルーム、洗面所などの排水管は
2~3カ月に1回、市販の排水管用洗浄剤をながして
きれいにしましょう。
(細かいゴミや汚物がたまったままになると
詰まりやすく悪臭の原因にもなります。)
ときどき排水口に水を流し込み、封水を確保しましょう。
(水の排水量が少ないと、封水が蒸発し
臭気の遮断ができなくなります。)
ますとますを結ぶ排水管は
下水用の掃除道具を使ってゴミを取り除きましょう。
年に1回~2回は排水ますのフタを開けて掃除しましょう。
(そのまま放置すると排水機能が低下し
大水などの時に水があふれるおそれがあります。)
排水ますのフタの上に、重いものを置いたり車で乗ると
フタが割れたりするので気をつけましょう。
トイレやバスルームの掃除の際、塩酸などの劇薬や
強力な洗浄剤などを使うと、浄化槽内の微生物が
死滅してしまうので、絶対に使わないようにしてください。
浄化槽の上に物をを置くと、通風を妨げ
浄化能力の低下や悪臭の原因になるのでやめましょう。
バッキ型浄化槽は、電源を切るとモーターが止まって
機能を停止し、汚れが浄化されずに流出するので
注意しましょう。